FXで最も大事な注文方法は「逆指値注文」です。
今の為替レートより高く買って安く売りたい、安く買って高く買いたい、
という注文方法になります。
それでは損じゃないの?
と、思われるかも知れませんが、
逆指値注文はリスク回避に活用できるメリットがあるからです。
たとえば、1ドル=100 円で買いポジションを持っているとします。
1ドル=110 円になったら利益確定しようとしますよね。
こうした場合は指値注文を使って、110 円になったときに「売り」注文が通るようにしておくのが普通です。
ただ、相場の値動きというのは予測ができません。
下がる可能性もありえますから、考えなければなりません。
相場が90円、85円・・・と、下がっていってしまう。
このような場合に備えて、逆指値注文を使って、
自分が耐えられる損失額のレートで、いったん損切りをするのです。
人間が手動で損切りをすることも可能ですが、
そうした場合、「もう少し待てば、相場が回復するかもしれない」、
と期待を抱いてしまうこともなくはないです。
逆指値注文をあらかじめ出しておくことで、
「相場が暴落しても、自分が耐えられるレートの範囲内で、損切りがほとんど強制的にできる」
という安心が得られるのです。
本業に取り組んでいたり、あるいは別の用事とかうたたねしていたりとかで、
FXの投資画面と向き合っていられないような場合も当然あります。
こうした時に備えて、逆指値注文を活用すれば安心です。
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