FXの「ポジションの値洗い」という言葉がありますが、
これは保有しているポジションの時価評価を行うことです。
ある時点のレート(ロールオーバー時の 終値や仲値など)で、
決済されていないポジションを評価し、いったん決済します。
そのときに「含み損益」がいくら出ているかが計算され、
含み損益分については、口座資金で調整されるという仕組みなのです。
この方法がとられると、自分が最初にどのレートでポジションをとったのかが判断しにくくなって、
どこで決済をすれば為替差益が出るのかを区別しずらくなります。
FX初心者にとっては、値洗いを行い、スワップの表示がない、
といったFX会社は、避けたほうが良いでしょう。
ただし、この方法にもメリットはあります。
日々の損益がシビアに口座に反映されていくので、
資金状況を把握しやすいのは事実なのです。
FX初心者向きではありませんが、
中級あるいはベテランという域に達したと思われたら、
こういうFX会社との取引を視野に入れることも、一つの方法かもしれませんね。
FX会社を最初に選ぶというとき、
ピンポイントで一社に決める、というのは困難なことであります。
先ずは「FX初心者向きではない会社は、いったん候補から外す」
ことを優先して、選んでいくのが良いでしょう。
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