FXにおいてのキャリートレードは
「低金利通貨を売って、高金利通貨を買う」というトレード方法です。
こういう手法で、FXでは金利差分をスワップとして、確実に受け取ることが出来るのです。
以前は、日本のFX投資家にはキャリートレードが大人気でした。
というのも、日本の政策金利は低かったからなのでした。
特に2007年ごろまでは、キャリートレードを行っている人が多くて、
「外貨建て預金よりたくさんのスワップが受け取れる」という理由で、
人気が人気を呼ぶといった状態になっていました。
しかしし、そのキャリートレードにもリスクは当然ながらあります。
それは、どの国の政策金利も「いつも一定」ではないということです。
その国の情勢が変われば 金利も変更されることになります。
ですから、、キャリートレードを行うのなら、
その国の情勢にも目を配る必要があります。
もしも、ある国で政策金利が引き下げられる事態が起こったとしたら、
「それはなぜなのか?」を分析しなければならず、
ポジションの保有を続けるか、あるいは決済をする、
などの決断をする必要に迫られることになります。
また、為替変動リスクは、
キャリートレードの場合も受けますので、
相場の値動きには注意を払う必要があります。
為替相場が円高傾向のときは、円を売って外貨を買うことができない場合も生じます。
普段から頻繁に売買を行っていないとい人の中には、
「決済する」ことを先延ばしにしがちな傾向がありますから、
注意することが必要ですね。
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