FXと株について
FXは投資初心者には不向き、と言われていた時期がかつてありました。
それは、FXが日本に導入された初期の頃です。
投資そのものが、株式投資経験のある人向けと考えられていましたし、
現に、そうした株式投資の経験者がまず参入するケースが多かったからです。
また、投資初心者がいきなりFXという投資に飛び込んで行ったとしても、
ベテラン投資家には、敵わないだろうというのもあったことでしょう。
そうした風潮の中で、FXが徐々に投資家に浸透していったのはなぜでしょう。
株式投資経験者の人たちが、FXのメリットを感じるようになり、
株取引からFX取引にチェンジしていく、という人も現れるようになったのです。
では、株にないFXのメリットとは、なんでしょう?
FXは、なんといっても24時間取引ができる、小額の資金でも取引が可能である。
ということに、尽きるのではないでしょうか。
株取引の場合は、株の売買に大きな資金が必要となります。
また、初期投資する場合、資金として300 万円程度は必要になります。
反して、FX取引は1万円からでもはじめられる、という点が大きな魅力ですね。
24時間取引が出来るFXは、株よりも儲かるチャンスが多くなります。
専業トレーダーといわれる人たちが、FXに魅力を感じるのがこの点なのです。
ただし、株取引にも無論のことメリットはあるでしょう。
値動きの予想が、FXと違ってしやすいことが多いですし、
FXのレバレッジといった仕組みがないので、
たとえ損失を出したとしても、大きな額には上らないという点があります。
株式とFX、どちらにも一長一短はあるものですね。
本日も最後までありがとうございました。
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