2011年2月5日土曜日

FX基軸通貨について

ご訪問ありがとうございます。

FXでは、「基軸通貨」という言葉が遣われます。

「基軸通貨」とは、

「他の通貨よりも流通量が多い」

「どこの国でも受け取ってもらえる」

といった特徴を備えているスーパー通貨です。

たとえば、「ドル」は、基軸通貨としての役割を果たしています。

ドルを持っていれば、どこの国へ行っても通用する。

安心感のある通貨といえます。

最近になって、ユーロが基軸通貨としての地位を獲得しつつあります。

ヨーロッパは、ほとんどの国がユーロを採用していて、

ユーロを用いて日常生活を行っている人口は、

アメリカ全国民の数よりも多いくらいになっています。

世界的に見ると、ドルからユーロへの転化、

すなわち基軸通貨を変える動きが起こりつつあります。

しかし、完全にユーロに移行するまでには、まだまだ時間がかかると思われます。

それは、ユーロを採用している欧州圏では、

為替変動リスクがない、という特性からなのです。

こういった例からわかるように、

基軸通貨というのは時代によって変化するものです。

現在では、第一の基軸通貨はまだまだ「ドル」であるといえますが、

サブプライムローン問題が起こったときに、ドルが暴落した事実は衝撃的でした。

いつ何時、こういう事態が起こらないとも限りません。

リスクの分散を図る意味でも、

ドル・ユーロの両方を保有する、といった工夫は必要になるでしょう。

本日も最後までありがとうございました。



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