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FXは、世界中で昼夜を問わず同時に行われていますが、
そのFXとて、365日一本調子で取引が行われているわけではないのです。
一日の時間の中でも、取引が活発な時間、あるいは取引の少ない時間があります。
また、1年のスパンで考えても、市場は様々な行事の影響を受けることになります。
たとえば日本の場合ですが、
決算期、ボーナス、お盆、クリスマス等々があって、
これらの時期には、活発に取引が行われたり、逆に取引の量が減ったりしています。
日本だけではなく、各国には当然「休日」がありますから、
市場も当然休みになりますから、その国の人々はFX取引にはあまり乗り気ではないでしょう。
休日、祝日と一口に言っても、世界各国で意味合いがそれぞれ違ってきます。
日本の盆休みにあたる夏の時期は、欧米でも夏季休暇を取る人が多くなります。
市場は「夏枯れ市場」と一般に言われているようです。
しかし、アメリカでは習慣になっている、
感謝祭(11 月後半)やクリスマス(12月)は、
アメリカにとっては重要な休日なのですが、
必ずしも、世界中がそうであるとは限りません。
当然、そうでない国も存在します。
こういったことは、「季節的なリスク」とでもいった方がいいのでしょう。
これらについても、知っておくと賢い取引ができるようになります。
また、時差の関係なども考慮しなければいけません。
日本では週末だったとしても、
世界的に見れば市場は動いているのです。
このようなときに、図らずも、
「寝ている間に相場が暴落した」、
「日本の金融機関が休みなので、証拠金を追加することもできず、なす術もなかった」、
という事態も想定しなければいけません。
事実、そういった経験を持つ投資家も実際にいるのです。
最後までありがとうございました。
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