2011年2月8日火曜日

FXと季節の関係について

本日もお越しくださいまして、ありがとうございます。


FXは、世界中で昼夜を問わず同時に行われていますが、

そのFXとて、365日一本調子で取引が行われているわけではないのです。

一日の時間の中でも、取引が活発な時間、あるいは取引の少ない時間があります。

また、1年のスパンで考えても、市場は様々な行事の影響を受けることになります。

たとえば日本の場合ですが、

決算期、ボーナス、お盆、クリスマス等々があって、

これらの時期には、活発に取引が行われたり、逆に取引の量が減ったりしています。

日本だけではなく、各国には当然「休日」がありますから、

市場も当然休みになりますから、その国の人々はFX取引にはあまり乗り気ではないでしょう。

休日、祝日と一口に言っても、世界各国で意味合いがそれぞれ違ってきます。

日本の盆休みにあたる夏の時期は、欧米でも夏季休暇を取る人が多くなります。

市場は「夏枯れ市場」と一般に言われているようです。

しかし、アメリカでは習慣になっている、

感謝祭(11 月後半)やクリスマス(12月)は、

アメリカにとっては重要な休日なのですが、

必ずしも、世界中がそうであるとは限りません。

当然、そうでない国も存在します。

こういったことは、「季節的なリスク」とでもいった方がいいのでしょう。

これらについても、知っておくと賢い取引ができるようになります。

また、時差の関係なども考慮しなければいけません。

日本では週末だったとしても、

世界的に見れば市場は動いているのです。

このようなときに、図らずも、

「寝ている間に相場が暴落した」、

「日本の金融機関が休みなので、証拠金を追加することもできず、なす術もなかった」、

という事態も想定しなければいけません。

事実、そういった経験を持つ投資家も実際にいるのです。


最後までありがとうございました。


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